akiten15
過去8年で指数1位馬は2勝2着3回3着3回、順位1位馬は1勝2着3回3着1回となっており、いずれも勝ち切るより2,3着が多い結果となっています。

要因の1つには近年の指数1位馬はJCが最大目標ということもあり、天皇賞には前哨戦を使わずに出てくることも多く、前哨戦を使ってくる天皇賞に全力投球という馬にやられている印象です。

今年は天皇賞をJCの前哨戦のように使えるほど抜けた馬も居ないため、各馬天皇賞に全力投球という感じもあるので、好勝負が期待出来そうです。


非常に混沌としていた天皇賞ですがオールカマー、毎日王冠、京都大賞典と前哨戦が終わり、ここへ来てラブリーデイが1歩も2歩も抜けたという印象を受けた人も多そうです。

よくよく考えればこの馬、ハープスターもキズナも完封していて、先週の話とも通じますが、特殊条件の3000m超以外では今年無敗の重賞5勝とこのメンバーでは断然とも言える実績をあげていることに今更ながら気づいた私もその1人です。

今年の金杯が重賞初制覇ということで、最近だとフェデラリスト、昔だとサクラローレルを彷彿とさせたりもするわけですが、先週の話で言うと3000mという特殊条件では能力を全く発揮できなくなるタイプと言って良さそうです。


圧倒的な人気になっても良さそうなものですが、今回もそうはならなそうなのは3000m超の惨敗が完全にはノーカウントに出来ないということと、左回りと乗り替わりが新たな課題になりそうだからでしょうか。

主観的に言えばそれらが嫌われ若干でも配当妙味が付くなら寧ろ美味しいと◎ラブリーデイにしたいところですが、しかしこんな主観的な予想で勝てれば誰も苦労はしないということは菊花賞の結果でも分かるわけで、菊花賞同様というか、いつもと同じように主観的情報に左右されず、指数順で印を打ち、メソッド通り買いますので、実際の◎が何になってどう買うことになるのかはまだ予想していないので分かりません。


そういう意味では菊花賞は主観的情報に左右されないフラット指数・フラットメソッドの真骨頂と言える的中だったのかも知れません。

真骨頂と言うには大して高い配当ではなかったですが、特殊条件と散々書いた割に指数1位馬のワンツーと極めて順当な結果となり、終わってみれば3000mがプラスに働いた馬は居らず、各馬ほぼ平等に3000mがマイナスに作用した結果指数通りの決着になったと言えそうです。