kikka15
指数1位馬は1着4回2着1回3着0回、順位1位馬は1着3回2着1回3着0回と馬券対象になる場合は勝ち切ることが多いと言えそうです。

菊花賞や春天のような長距離レースは特殊条件のレースとよく言っているんですが、菊花賞の場合特に今後一生この距離を走らない馬と今後このくらいの距離あるいはもっと長い距離を主戦場としていく馬とが一緒に出てくるわけです。
牝馬におけるオークスも近い条件ではあります。

不良馬場なんかにも言えることですが、こういった特殊条件のレースというのは

能力±適正=

みたいな方程式のイメージのレースになってきます。

適正による影響の小さい一般的な距離に比べ、適正による影響を大きく受けるので、1つ余計な要素が加わるため指数通りに決着し辛いわけです。
主観的な予想をする場合には予想のしがいがあると言えるかも知れません。

3000m超がベスト条件という馬は近年はほとんど居ないので、大体は3000mという距離がどの程度能力にマイナスに影響するのか、ほぼ影響しないレベルなのか、能力を全く発揮できなくなるのか、あるいはプラスに働くのか。

例えば指数1位で勝っているオルフェーヴルやゴールドシップやエピファネイアは相手関係との能力の違いだけで、3000mというベストではない条件で能力に多少マイナスな影響があったとしても勝つことが出来てしまうわけですが、能力がそれほど高くないとか、能力を上回るほど特殊条件がマイナスに働けば貯金がないので当然負けるわけです。

そう考えると今年の指数1位馬の指数では前述の能力だけで3000mをクリア出来た3頭に比べて劣るので、能力だけではカバーできない可能性のほうが高いと言えます。3000mがプラスに働くか他の馬も同程度3000mがマイナスに働けば勝つ可能性はあると言えます。


指数の傾向的にも勝ち切るかどこにも居ないかという感じなので、指数1位馬の1着固定で買うか、3着までカバーするのは効率が良いとは思いませんが、3連複なんかも押さえて買うのか、3連複にしたとしても、能力を適正で大幅に下げてしまえば、昨年のように馬券対象から消えることも考えられるので、正直なところ今年のメンバーでは指数的には手を出さないのがベストだとは思います。


ディープインパクト産駒が長距離重賞は勝ってないとか、菊花賞はリアルシャダイやダンスインザダーク、昨年がスペシャルウィークと、近年は脚が遅めのSS産駒が良いんでしょうから、ゼンノロブロイ産駒のリアファルなんかは適正によるプラスがありそうな印象です。

母父エルコンドルパサーというもエルコンドルパサー産駒のソングオブウインドが菊花賞を勝っていますし、マークされ前走ほど楽に逃げられないとしても芝で底を見せていないということで上積みも期待出来そうで、距離延長がプラスに働くようなことがあれば、もう一発あっていいような気がします。

とまあ印は適正の要素は抜きに指数順でのみ打ちますが、誰でも思い付くような血統・展開予想でもしてみます。こっちのほうが当たるような気もします。




先週のWIN5は入れ込むとロクなことにならないという予想通り、1つ目の東京10Rが勝負レースでプリンスダム1頭にして1つ目でもうハズレました。
どうもこの騎手は今回もドゥラメンテで勝ったときも負けたときも、指示された位置取りに必死なのか、道中からドタバタと落ち着きが無い印象で、人気馬に乗ってるときに良い印象がありません。能力上位の馬ではもう少し落ち着いてドッシリ乗ってほしいものです。

一方、先週いよいよ本番突入と書いた通りレースの予想は調子が上がってきた印象です。まだ2,3着が抜けるようなレースも多かった印象ですが、この東京開催でその内完璧に嵌ってくるでしょうし、絶不調に陥るということはないと思います。

何より一番当たってるのはこのブログでの今週から本番だとか嵌りそうだとかダメそうだとか、今週全体がどうなるかという予想が当たっている印象もあります。