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指数的には阪神JF上位組が上位になることが当然多いわけですが、4年振りに阪神JFの勝ち馬が出ていない桜花賞になります。

阪神JFの勝ち馬が出ていなかった4年前もトライアルを使っていない馬のワンツーでしたし、昨年の2着馬も阪神JFからの直行とローテーションはあまり気にすることはないのではないかと思いますが、今年の3戦3勝馬は3頭とも新馬、500万特別、重賞1勝とほとんど同じキャリアなので、実績的には抜けた馬は居ないと言ってよくその点では混戦と言っていいでしょう。

以前ルージュバックはローテーション等からアドマイヤグルーヴを思わせると書きましたが、3戦3勝馬対決ということで思い出すのは2004年ダンスインザムードのときです。
東西の同じ産駒ということも共通していて、このときは関東馬のダンスインザムードが勝ち、一方のムーヴオブサンデーはその後は1勝も出来ず引退と明暗が分かれました。

半分オークスの話のようになってしまいますが、アドマイヤグルーヴにせよダンスインザムードにせよあるいは昨年のハープスターなんかもそうかも知れませんが、オークス向きかと思いきや結果は桜花賞のほうが良いという馬は過去の名馬にも結構居る印象ですし、逆にジェンティルドンナのように桜花賞を勝ったにも関わらずオークスでは人気を落として結果圧勝という馬や、エフティマイアなんかは桜花賞オークス両方2桁人気で2着と距離云々ということはこの時期の牝馬は特にやってみなければ分からないところはあると思うのであまり考えない過ぎないほうが良い気もします。