秋GⅠの開幕です。
有馬記念までほぼノンストップでGⅠレースが続くかと思うと、今年ももう終わりという感じもします。

12年振りの新潟での開催となるスプリンターズSですが、中山とは回りの違いと坂の有無、あとは開催が進んでいることで馬場の傷みも多少気になるところですが、高松宮記念と似た条件とも言えますし、高松宮記念と中山のスプリンターズSで上位に来る顔ぶれにそれほど違いはありませんし、コースはあまり気にしなくても良いのではないでしょうか。

sprinter

過去の傾向ですが、1着は指数5位まで順位なら3位まで、2着も2011年以外は印が回る範囲の比較的指数上位馬が来ていますが、3着は手広く買ったほうが良いと言えそうです。

注目は2008年以外の6年で連対、4勝している順位1位馬でしょうか。
順位1位馬から指数5,6位への馬連馬単、3着を手広くした3連複3連単が過去の傾向からは良さそうです。




さて、個人的には馬券を買えるレースのほうが重要ではありますが、今週の世間の注目はスプリンターズSより過去最高日本馬3頭が参戦する凱旋門賞ということになりそうです。

ディープインパクトが負けたことで、ある種の凱旋門賞ブームのような生産者らの執念のようなものも感じますが、海外転戦が色々と難しい日本馬にとってドバイミーティングや凱旋門賞は時期的・賞金的に一発勝負で挑戦し易い条件ということは言えるでしょう。


凱旋門賞における日本馬過去最高着順である2着になった4頭はいずれも本番と同じ条件の前哨戦フォワ賞で1着か2着になっており、今年参戦する3頭とも該当しないのは気になるところですが、日本でのパフォーマンスと同等のパフォーマンスが出来るという前提で言えば、指数的にはレーティング同様ジャスタウェイがトップ、僅差でハープスターとゴールドシップの2頭が続くということになりそうです。

しかしジャスタウェイは休養明け、距離延長と条件的には一番厳しいと言えそうです。
そもそもを言えばマイル程度の距離で130というレーティングを獲得した馬が2400mに挑戦するメリットは近年の競馬ではほとんどないと思うので、個人的には近年の欧州最強馬フランケルのように欧州の1600m~2000mを何戦かし、チャンピオンステークスでしめるという遠征が可能であれば見たかったという気持ちがありますが、先にも書いた通り一発勝負ということであれば凱旋門賞という選択は致し方ないところでしょう。凱旋門賞の結果次第で帰国後の路線も決まってきそうです。

ハープスターは斤量的に最も恩恵がある3歳牝馬では日本馬初挑戦となります。
ディープインパクトの敗戦やザルカヴァの優勝で特に3歳馬や3歳牝馬の斤量の優位性が取り沙汰された印象もありますが、今までの日本の3歳馬は良い結果が出ておらず、2着になった4頭は偶然だとは思いますがいずれも古馬でした。
日本の3歳馬は結果が出ていないとは言え歴史的に3歳馬の優勝は多く3歳馬が斤量的に有利ということは間違いないでしょうが、同世代に対しては斤量面でのアドバンテージはないので、やはり最終的には能力や適性面での勝負になるということでしょう。またオークスの敗戦や過去のパフォーマンスと字面の血統から距離不安がないわけではないという印象もあります。

その点ゴールドシップが最も不安材料がないのではないのでしょうか。
現地で前哨戦を使っていないということはありますが、日本で一度使っていますし、凱旋門賞で2着が3度あるステイゴールド産駒というのもプラス材料と言えそうです。
またこの馬の場合、日本でレースを使うとなると昨年も負けている最近全く結果が出ていない京都コースの京都大賞典や、これまたあまり相性の良くない東京コースの天皇賞秋を使うことになる可能性が高いので、この時期のレース選択として凱旋門賞がベストという印象さえ受けます。

いずれにしても3頭ともにチャンスはありそうなので、レース本番を楽しみに見守りたいと思います。