takamatu

春GⅠの開幕となります。
近年の日程では今週から安田記念までノンストップであっという間に過ぎ、宝塚記念がアンコールのように締め括りとして行われているという印象です。

さて高松宮記念ですが、スプリントGⅠの場合には中長距離路線と比べると番組体系の影響もあり指数が出辛く勝負レースとなることはほとんどないため、高松宮記念も過去7年、そして今年も勝負レースではありませんが、指数1位ということで言えば4連勝中で、馬券対象にならなかったのは2007年だけと近年相性は悪くないようです。一方やはり指数が出辛い影響もあるのか、過去の傾向からは2,3着は手広く取ったほうが良いとは言えそうです。



そして今週海外ではドバイミーティングがあります。
出走頭数的にも過去最高とも言える日本馬のラインナップではないでしょうか。日本馬が出走する各レースともチャンスはありそうですが、ワールドカップ、シーマクラシック、デューティーフリーは日本馬が複数出走と結果に関わらず楽しみなレースとなりそうです。

デューティーフリー出走の3頭は脚質も異なり3頭ともにチャンスがありそうですが、化けた感のあるジャスタウェイはこのレースの結果次第では帰国後古馬戦線中心の1頭となり得そうです。

シーマクラシックは昨年のジャパンカップ1,2着馬の参戦となります。格で言えばジェンティルドンナでしょうが、京都記念の惨敗はよく分からず、年齢的にもデニムアンドルビーがパワーアップしているようなら、どちらが上とは言えないかも知れません。

ワールドカップは近年地元ゴドルフィン勢やアメリカ勢に絶対的な馬が居ないようですし、AWコースをこなせればチャンスはありそうです。日本馬にとっては以前の米国式のダートコースよりAWコースのほうがチャンスは高そうですし、ホッコータルマエ、ベルシャザールともキングカメハメハ産駒でAWに合いそうな印象もありますが、デューティーフリー出走の3頭もWCでも面白いような気もします。