2014年04月

haruten

10年程前までは最も堅いGⅠとも言われていた天皇賞春ですが、この10年程ですっかり荒れるGⅠとして定着しつつある印象です。

競馬のスピード化が進んだ証拠とも言えそうですが、3200mという近代競馬では特殊とも言える条件なので、近年はトップホースが回避することも多く、今後も距離の短縮がない限り基本的にはこの傾向は続くのではないかと思います。


指数的にも特殊条件であることや、特殊条件故メンバーが手薄になる影響もあり、近年は相性が良くないレースと言えそうですが、2011年以外は指数1位か2位が馬券対象になっており、今年は近年になくメンバーが揃った印象もあるので、例年以上の結果を期待したいところです。

皐月賞はまたも順位2位馬が勝ちました。
実に07年から8年間で5勝と、来年以降も皐月賞では最も注目すべき傾向と言えそうです。


さて今週から東京・京都開催となります。
開幕週の重賞はフローラS・マイラーズCが組まれており、来週の天皇賞春からは安田記念まで毎週GⅠが行われます。
中山ではやや苦戦を強いられたディープインパクトを筆頭とした種牡馬が勝ち星を量産して来そうな予感もあります。


土曜日には福島牝馬Sも行われます。
今週の三重賞とも勝負レースではありませんが、今の福島の馬場状態は非常に良く偏りのない印象で、指数とも相性の良さを感じています。

フローラSは昨年も前走未勝利勝ちの馬が勝ち、今年も大混戦という印象ですが、近年オークスで上位争いする馬も多く注目となりそうです。

マイラーズCの京都開催には今年も戸惑いましたが、こちらも混戦という印象のメンバー構成です。

satsuki

過去7年指数的には07年以外は1位~3位までが勝っており、指数1位ということで言えば08,09,11,13年と馬券対象になっています。

それより目に付くのが順位2位馬の4勝、順位4位馬の2勝でしょうか。逆に順位1位馬は未勝利で2,3着までという結果となっています。傾向的には順位2,4位馬を1着、順位1位馬を2,3着という買い方が良いのかも知れません。


07,08年以降はありませんが、本命馬が追い込み脚質の場合に追い込み届かず、逃げ切りによる波乱が多いレースという印象もあります。
個人的にも07年は2着サンツェッペリンから3着フサイチホウオー4着アドマイヤオーラ絡みの馬券を中心に買い的中したという思い出もあり、そういう狙い方をしても良いレースという印象もあります。


先週桜花賞を4連覇し阪神牝馬Sでもワンツーを決めたディープインパクト産駒が皐月賞、そして今年の中山重賞としても初勝利なるか、フジキセキ産駒がラストクロップで悲願のクラシック制覇となるか、また牝馬の参戦等見どころの多いレースとなりそうです。

いよいよクラシックが始まり春のGⅠシーズンも本番突入といったところです。
個人的には例年この桜花賞、皐月賞の時期と、秋の菊花賞、天皇賞秋の頃が最も盛り上がり、ダービー、ジャパンカップの頃にはGⅠシーズンの終わりを感じます。

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さて桜花賞ですが、この時期の3歳限定戦の場合、タイ指数となることも多いので順位のほうも調べてみました。

この時期に指数1位がタイの場合には、複数頭を1着にせず順位最上位馬1頭を上位に取るということで過去の傾向からも良いかと思いますが、指数1位は過去7年で1着2回2着1回3着1回と、また順位だけ見ると15~17位が馬券対象になっていたりとあまり相性が良いとは言えないようです。

しかし指数1位か2位且つ順位も1位か2位の馬が馬券対象になっている07,09,10,11,12年の場合には上位馬同士での決着が多く、指数・順位とも低い馬が馬券対象になっている08,13年の場合には下位馬同士での決着と世代による偏りがあるとも言えそうで、今年がどちらなのかが焦点とも言えそうです。

短期間の急激な成長に稀にそのように感じる馬が居ます。
ここ1年程ではディアデラマドレとジャスタウェイの2頭です。

ディアデラマドレは500万下1000万下の連勝が圧巻でした。
500万下を勝利した際明らかにこのクラスの馬ではないと思わせる鮮やかな勝利で、ディアデラノビアの他の産駒と間違えてるのではないかと思う程それ以前とは別内容の競馬でした。

続く1000万下堀川特別では、2着エアジェルブロワからの勝負レースでした。
エアジェルブロワもその後1000万下を完勝し重賞でも掲示板に載るほどの馬ですが、このときはエアジェルブロワがややチグハグな競馬だったのを差し引いてもまたも完勝と言える鮮やかな末脚で差し切られました。

その勢いでGⅠに挑み馬場が良ければ更に上位に来ていたかも知れないと思わせる9着と善戦し、その後休養中ですが復帰したら注目の1頭です。


そしてジャスタウェイですが、天皇賞秋の勝利だけではまだ半信半疑でした。
中山記念の圧勝で毎日王冠から天皇賞秋の間で変貌を遂げたのだと思いましたが、中山記念はケチをつけるなら経済コースを通っての勝利ではありました。

ドバイデューティーフリーは天皇賞秋の再現のような更に増した内容で、僅か3戦で完全に日本のトップホースの一頭になったという印象です。
次走は安田記念の予定とのことですが、その後どの路線へ行くのか或いは海外なのか、いずれにせよ中心の1頭となってきそうです。



さて今週はGⅠの谷間週ですが、勝負レースでもある大阪杯があります。
近年天皇賞春を使わない馬や香港のレースを目指す馬が始動戦とすることも多く、また日本では希少な2000mの別定GⅡでもあり、阪神大賞典以上に近年は豪華メンバーが揃う以前にも増して注目のレースという印象です。

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