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cc15
今秋のGⅠ唯一の勝負レースになります。
過去8年JCD時代を含めて指数1位馬が1勝3着1回、順位1位馬が2勝3着1回と惨憺たる結果となっており、印象としてもフェブラリーSは指数通り決着し易いのに対して、こちらは単純に勢いのある馬が優位な印象はあります。

先週のJCの結果からもレース・コース相性というのは後から付いてくるものであって、まずは出走馬の指数レベルが高くあってこそということは言えるので、逆に言えば過去8年勝負レースだったことも多い中でJCD・チャンピオンズカップとこの相性の悪さというのは、指数通りに決まり難い何らかの影響があるのかと思いますが、それがコースなのかダート馬に多く見られる高齢馬だからなのか定かでないので、ともかく過去の傾向で言えば指数と逆張りするほうが確率的には高いことになります。

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ただ、チャンピオンズカップになってからはまだ2回目で、今年相性が良い中京ですし、今秋のGⅠ唯一の勝負レースなので期待したいと思います。

jc15
過去8年で指数1位馬が4勝2着2回3着3回、順位1位馬が4勝2着2回3着1回といずれも昨年以外は毎年馬券対象になっています。
また、昨年以外は指数1位馬と指数4位までの最低2頭は毎年馬券対象になっているという私の指数と最も相性が良いレースであるジャパンカップですが、昨年に続き今年は一段と今までとは指数的には様相が異なるメンバー構成となっています。

ジャパンカップと相性が良い理由は有利不利の少ないフェアなコースで行われる日本最高賞金最高峰のレースだからで、ハイレベルなトップホースが最高の状態で出てくるから指数通り決着し易いのだと思いますが、今年は少なくとも過去8年では最も指数が低いメンバー構成になり、ハイレベルという前提が指数的には言えなくなるので今までと同じような結果になるかどうかはやや懐疑的です。
事実、昨年が過去8年中では最も指数が低いメンバー構成で唯一指数1位馬も順位1位馬も馬券対象圏外に沈んでいます。

ただ、天皇賞秋の際にも書きましたが、ラブリーデイは個人的主観的に言えば指数以上に強い印象はあり、ジャスタウェイやディアデラマドレやモーリスのように指数が追いついてないほど急激にパワーアップしている印象もあります。
とは言え指数は指数なので、指数通り印を打ち、メソッド通り買うだけにはなります。

注目の3歳牝馬ミッキークイーンは近年JCに出走した3歳牝馬ウオッカ、レッドディザイア、ジェンティルドンナと比べると最も低い指数での出走となりますが、その3頭が出走していた際よりも全体の指数が低いので通用しないということもなさそうです。
ちなみにその3頭は07年▲ウオッカ指数2位タイ、09年○レッドディザイア指数1位タイ、12年◎ジェンティルドンナ指数1位とほぼ指数と同じ着順になっています。

ある意味今年の結果は貴重なサンプルとなりそうなレースでもありますが、予想も買い方も非常につまらないものになると思うので、当たるには当たるような気はします。
あとは11年や13年のように2,3着に指数上位の人気薄が来るパターン、特に今年の場合は日本馬の指数的に馬場の問題がクリア出来れば外国馬に出番があっていいはずなので外国馬に期待したいと思います。

mcs15
過去8年指数1位馬は3勝2着1回、順位1位馬は2勝2着1回となっており、過去の傾向からは3連複を押さえる必要はなさそうです。

私が競馬を見始めた頃は最も堅いGⅠと言われていた時期があったような気がしますが、昔の話すぎてそう言われていた記憶が定かでないほど近年は混戦の代表のようなGⅠになってしまったマイルCSです。

しかし今秋のGⅠは全て近年のマイルCSとほとんど変わらない指数の出走メンバーのレースが続いているため、今年はマイルCSだけが特別混戦で難解という印象にならないのは良いのか悪いのかという感じです。


現時点で今週末の天気は持ちそうな予報ですが、先週のエリザベス女王杯の結果からもこのレベルの指数での混戦となると馬場の影響で着順が変わる確率も高くなるので、天気にも注意が必要かも知れません。

私の予想の場合、馬場が悪化したからと言って買う馬を変更するというものではないので、出走馬の指数が低いレースは特に普段以上に買わないようにするとか、なるべく買い目を絞り守備に徹するか、あるいは逆に馬場の影響で指数の再現性が下がることを利用して2,3着を手広くして高めの配当を狙ってみるかというような選択になってくるかと思います。

eri15
過去8年で指数1位馬は2勝2着2回3着2回、順位1位馬は2勝2着3回3着3回となっており、順位1位馬は着順は選べませんが毎年馬券対象になっているという結果になっています。


たらればの話になりますが、もしミッキークイーンが出ていればミッキークイーンが指数1位で順位1位だったでしょう。
若干ながらも単独で指数1位となり、2,3着5,6頭のメソッド2で買うことになっていたと思いますが、ミッキークイーンが居ないとなるとピラミッドの2列目、2,3着候補馬から買うことになり、2列目から買うことになるということは、3着くらいには3列目の食い込みの可能性も出てくるわけなので、馬券的には面倒なことになりました。

その分配当妙味が出たという考え方も出来なくはないですが、ミッキークイーンが出ていた場合の2,3着候補、2列目のどの馬かが順当に繰り上がって勝った場合には、3列目で食い込んで来る馬が居れば多少は配当妙味があるかも知れませんが、2列目の5,6頭で1,2,3着を占めた場合にはさほど配当妙味はないでしょうし、やはり配当妙味云々より面倒なことになったという印象のほうが強いです。


いずれにしても個人的には東京をメインで買いたいので、先週は1レースしかなかった東京で今週は勝負レースが何レースかあってほしいと思います。



先週の注目の新馬戦、私の指名馬はロイカバードで最後まで迷っていたサトノダイヤモンドに負け2着でした。
指名の決め手は以前から言っているように、初仔のディープインパクトは割り引きたいということだったんですが、どっちが初仔か逆じゃないかというくらいの馬体重差で、初仔を割り引きたいそもそもの理由の1つは小柄なディープインパクト産駒を割り引きたいからなので、本末転倒というか、事前に馬体重の情報も集める必要があるとも思いましたし、まあまだ先のことは分かりませんが当日の馬体重等々を見ればサトノダイヤモンドに変えたいとは思いました。

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